ドリルパンチ

これから子育てをする方、または今小さい子を育てている方は、一読必見。
これからの話は読んだ方がいいです。出来ればスクショにとってプリントして保存版として下さい。

私の子供がまだ赤ちゃんの頃、じゃれて遊ぶ時に、最後に出す必殺技がありました。
その名も
【ドリルパンチ】
これは、パンチという名前ですが、赤ちゃんにパンチなどしたら虐待になるので、右手を回転させながら本当にゆっくり近づき、最後はお腹に着弾させて回転させてくすぐるのです。
一番大事な事は、パンチをする前に
「ドリルパーーーンチ!!」と大きな声で宣言する事です。
直ぐには当てなく、ガミラスの流星爆弾みたいにゆっくり近づきその間に防御策を色々考える事が出来る様に時間をかけます。こう言われてぐるぐるするパンチが近づいて来たら、期待と不安で興奮状態に陥るのです。
その間に逃げる事も出来ます。しかしドリルパンチは、追跡ミサイルみたいに追ってくるので、逃げる事はできません。
もちろん赤ちゃんは、ドリルが何だかわかってませんが、繰り返すうちに、回転しながら前に進むものだとわかりますので、勉強にもなります。
そしてお腹に着弾し、回転するとくすぐったくて悶絶します。
これは遊びに来た、他の子供に放っても、効果絶大でした。
悶絶する苦しみを味わったのだから、それで終わるかと思ったら、子供達は、「もう一回」と言ってきます。
これは、お前のパンチは見切ったからもう一度打ってみろという事かも知れません。
不良の鉄男に対する桜木花道の様に
そう考えながらもう一度ドリルパーーーンチと打つと結局着弾して子供は悶絶してました。

月日が経ち子供が大きくなるとドリルパンチを両手で受け止める様になります。もちろんその時は、無理やりそれを破ろうとはしません。もうドリルパンチでは遊べない年齢になったのかと少し寂しくなりますが、大人の力で無理やりな事はするべきではありませんので。

しかし、それを上回る必殺技がありました
その名も
【ダブルドリルパンチ】
右手を止められても、左手のパンチが回転して迫ってくるのです。
これもやる前に、「ダブルドリルパーーーンチ」と大きな声で宣言する事が大事です。
まだダブルの意味はわかってませんが、シングルよりも凄いという事を体感して勉強できます。
右と左から来るドリルパンチ!子供は、どちらを止めていいかわからない内に、両方あびてしまう場合まであります。
まさしく悶絶の苦しみです。
ぜひ、子育てで子供との遊び方がわかってない人は、この必殺技を習得して下さい。

そんなパンチで遊んでくれるのも小学校くらいまでです。
今成人した子供達にダブルドリルパンチを放ったらどうなるかはとても興味があります。
しかし冷めた反応で終わったらいやなので、今ではこの必殺技は封印しています。

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