軽トラックを運転するという事

最近は作業するのに中古で買った古い軽トラにずっと乗っています。

エアコン無いから雨の日など曇った時に寒くても窓を開けたりする。
座席の下からエンジン音と振動は聞こえてくる、ラジオも壊れて鳴らない、当然ナビなど無い、足回りのクッションも少なく、路面の多少の凹凸も突き上げる乗り心地
座席は倒れない、シートベルトは調節できなく首にかかるみたい。
パワーウィンドウも無く窓を開けるにはハンドルをぐるぐる回す。助手席側の窓を開け閉めする時は、止まらないと手が届かなくて出来ない。
オートロックはもちろん無い、ドアそれぞれ手動でロック。
ハンドルは、パワステ無くとても重い、車庫入れなど速度が遅い時は、思いっきり力をかけ回す。
そしてマニュアルだから常にギアを操作してクラッチでつないで忙しい。坂道発進はハンドブレーキも使う。

でも乗っているうちに 車はこれで十分と思ってしまいました。

運転姿勢もハンドルに前のめりで、仕事している感があって楽しい。
マニュアルでギアを入れるのも、機械を自分で操作している感があって楽しい。
カーブに入る前にギアを落としてエンジンブレーキをかけ、カーブを回りながらアクセル回転数を上げてギアを上げてクラッチでつなぐ!
スムーズに出来た時などやった!と思ってしまう。おれ、機械を使いこなしている!

本当に車は軽トラで十分と思ってしまうくらいでした。
もう2000CCの乗用車は要らないかな?くらい考えてしまうくらいでした。

ところが・・・・

約2週間 作業ばかりしていたので、乗用車に乗ってなく、久しぶりに乗った時の事

「なんだ この 快適さは!!!」

今迄に無いこの車の快適さを感じました。
ソファーに座っているかの乗り心地、静かな海に大きな船で走り出すみたいな静かでスムーズな走り出し!オートマなので、ギア操作要らない。ハンドルが軽い。エンジン入れたら静かなのに、音楽までかかって来る。

乗用車の忘れてた快適に対するありがたさをとことん感じました。またこの車を愛してしまうほどでした。(実際には車を買った頃そう感じていたのですが、最近忘れかけてました)

そこで考えた事
良いものでも当たり前だと感謝が失われてしまう。 これは全ての物、事、人間関係に当てはまるのでは?いつも同じが続くと、そのありがたさを忘れてしまう。
例えばキャンプをやると自宅の良さが再認識するとか?親子関係、夫婦関係もいつも一緒に暮らしていると当たり前になり感謝が失われてしまうのでは。
今回軽トラにのったみたいに、変えてみる、変化をつける事は大事では無いだろうか?
人間関係でも、いつも一緒では無く、別々に行動する時間を作ったり、違う環境に出かけたり、たまに外食したりなど。

人間の食べものがいい例 どんな美味しいものでも毎日同じものをずーと食べると嫌になるので、毎日・毎回メニューを変えている。変化をつける事で美味しさに感謝できるのでは?

もしマンネリ化している事があったなら、意識的に変化を考えて方が良いのでは!
などと 軽トラックに乗った事で色々深い事を考えて車を運転しています。

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