マンション管理

私は過去に色々なマンションの理事長になった事があります。これも無報酬ボランティアの一環です。
仕事が忙しいのに色々やっていたなぁと思い出します

30代の頃 最初に購入したマンションは、400世帯以上ある大規模マンション。施工会社系列の管理会社が入り管理していましたが、仕事の怠慢・経費の不明朗で自分が副理事になった時、毎回理事会で揉めてました。理事長は超武闘派のおじいさん!理事長は管理会社変更の臨時総会を開くと言うのですが副理事の私は反対していました。理由は 大体の人は、現状変更(特に施工会社系列の管理会社から変えるという事)に対して不安を感じる人が多く、まだ時期が早いと思ったからです。しかし臨時総会の方向になったので、それならと、私は情報公開を徹底して行いました。(管理会社の議事録は詳細が省かれるので、議事録は私が書きますと、仕事で覚えたブラインドタッチで議事録を詳細に書いて、現状がわかる様に全世帯に配布しました) 総会当日、その管理会社の説明の順番になった時に、立派な背広を着たその会社の役員が3人来て、「色々とありましたが、今日 私たちがここに来て頭を下げるので、今迄の事は終わりにしてこれからも当社に任して下さい」ととても上から視線で住民に言ったのです。他の2社は、コストやサービスをどう工夫するかを説明したのに対して、それよりも高額な見積もりで内容は一切提示せず、役員が頭を下げたのだから十分だろうという態度でした。
それにより一気に情勢が変わり、管理会社変更が採決されました。事前の票読みとは違ったので嬉しい驚きでした。そして管理会社が変わってから400世帯なので年間2000万円弱コストが浮き、掃除などのサービスが良くなり、浮いたお金でお祭りをやったり、設備をグレードアップしたりといいマンションに変わりました。

その後 初めて買った投資型マンションが、購入後管理が悪い事がわかりました。(自主管理がうまく行かなく管理費・修繕積立金の8割が滞納で回らなくなっている)自主管理の責任者が自分の物件を売るので、今後管理は出来なくなると言う集まりが開かれ、そこに来ていた数名で管理組合を作らなくてはとなりましたが、誰も立候補しないので、私が理事長をやると引き受けました。副理事長には2名なってくましたが、その副理事長の1名が建築・修繕に精通している人、もう一人がお金の取り立てに精通している人です。バビル2世の3つのしもべみたいでした。理事長はその中でも色々な決断を判断をして決断を出し、会社を休んで地方裁判所に行き交渉していました。そして10年かけて管理費・修繕積立金全額回収 そのお金で大規模修繕を行いました。
そうしていても、私はお金がもらえる訳では無く、まったくのボランティアです。

最初の副理事長のマンション、その後計3つのマンションの私が理事長を行ったマンションは、常に管理・交渉・相見積もりしながら、管理のレベルを上げて、修繕は費用を節約して 将来に渡り管理費等が上がらない様にしながらもサービスを上げて、住民内交流を行い意見をまとめて、このマンションは気持ちが良いと言われる様にしてきました。それらも無報酬のボランティアです。

そして最後に行ったマンションの大規模修繕工事が終わり、千葉に引っ越す事もあり理事長を退任しました。
ただその頃の経験を仕事に使えないかと考えて調べたら、マンション管理には国家資格が二つあるとわかりました。
管理業務主任とマンション管理士です。両方宅建よりレベルが上です。

オリンピックボランティアが終わったお盆から、11月末まで3カ月強ひたすら詰め込みの勉強をしてましたが、こんな短期間の勉強で国家資格を取るという事自体が無謀です。それでもこの期間は1日20時間くらい勉強して管理業務主任の合格を取りマンション管理士は僅差で落ちました。
2022年に入りそれで就職活動を行い業務経験をつけながら、今年はマンション管理士を取るつもりでいたのですが、もうすぐ60歳の私に来るオファーはただの受付や掃除の管理人の仕事ばかりでした。
(国家資格いらないじゃん!!!)厳しい現実を見て途方に暮れてました。
同じ結果かも知れないけど、マンション管理士の資格を今年は取ろうと思いなおして勉強し始めたのが、7月ごろです。
かなり感を取り戻していたのですが、受ける事が目的になってしまい、未来を見失ってました。

そこに今回のキャンプ場運営の話が起こり、怒涛の如く課題が出てきました。一週間くらい悩みましたが、マンション管理士の勉強を止めました。二兎は追えないと思ったからです。去年の如く集中して勉強しないと国家資格は取れない。しかし新しい事業を立ち上げるのも中途半端だと失敗する。
どちらがワクワクするかと言うと新しい事業だからでした。

国家資格の業務管理主任は持っているので、いつかマンション管理会社を起こす事は出来ます。
その為にも事業立ち上げを経験しておかなくてはです。

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